大学合格を知らせる電話にも、不審電話を疑う日常

先頃、甥っ子の大学入学試験の合格発表がありました。ここ一年間は、同居しているわけではない受験生を親族に抱えていることで、なんとなくスッキリしない日常を過ごしていました。高齢の両親を抱えた生活の中で、オレオレ詐欺の電話に注意するようにいつも話していたこともあり、固定電話の呼び出し音には、両親も敏感になっています。合格連絡のために甥っ子が電話してきた番号が、いつもの携帯電話でなかったため、詐欺電話かもと疑いながら電話に出る母親の姿を見て、昔の日本にはなかった世知辛い世の中を痛感しました。電話での大学合格の知らせが、本人である確認が取れて、やっと高齢の母親に満面の笑顔が広がり、ホッとしました。