中風封じの大龍寺のご利益

神戸七福神巡りをしている友人から神戸の再度山にある大龍寺へ行かないかと誘いがあった。大龍寺は六甲山系の標高400メートルにある奈良時代創建の古刹で、本尊の木造菩薩（ぼさつ）立像と大黒天を祀っている。私も以前から大龍寺に興味があったので一緒に行くことにした。大龍寺は小じんまりとして静かな落ち着いたいい寺だった。お参りをしたあと境内を散策し、庫裏に行って朱印を書いてもらった。待っている間、しいたけのお茶の接待があり頂いた。実は大龍寺は中風（脳梗塞）封じのご利益があるそうで、中風封じの枕カバーとそのしいたけ茶がお土産らしい。そのしいたけ茶を買い、いい気分で帰り道に着いた。バス停に行くとバスは超満員で次のバスは一時間後。仕方なく三宮まで山道を歩くことになり、町の降りたらクタクタに。家で家族としいたけ茶を飲みながら「早速中風封じの運動になったやん」と言われました。