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百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」を文庫の上下巻で読了しました。この話は主人公である国岡鐵造の生涯を綴った物語ですが、実在したモデルがいます。それは出光興産の創始者である出光佐三です。 この物語を読むと、鐵造の生きるうえでの信念がビシビシと感じられます。鐵造は国岡商店を興してから石油を広めることに尽力しますが、それはただ商売でお金をたくさん儲けるためにしているわけではありません。世のため人のために行ったのです。実利ばかりを求めて人の心を忘れがちになっている現代社会では、鐵造のような人こそ必要です。本屋大賞を受賞して映画公開を控えている同作ですが、もっとたくさんの人がこの作品に触れて欲しいと思いました。
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